女王蜂とローヤルゼリーの関係性。寿命を伸ばすその凄さの秘密とは

なぜ女王蜂はミツバチの30倍以上の寿命と2倍以上の身体の大きさを誇るのか知っていますか?

女王蜂も生まれた時は他のミツバチと同じただのミツバチです。

そう、実は産まれながらに女王蜂ではないのです。

他のミツバチとの決定的な違いが「ローヤルゼリーを摂取するかどうか」です。

産まれて3日目まではすべてのミツバチが「ワーカーゼリー」という栄養価が決して高くない栄養を摂取します。

4日目以降は「花粉やはちみつ」を食べるミツバチが働き蜂となり、「ローヤルゼリー」を食べ続けるミツバチが「女王蜂」として生きていくのです。

この記事では、そんな女王蜂とローヤルゼリーの関係性とローヤルゼリーの凄さについて解説していきたいと思います。

女王蜂

女王蜂とローヤルゼリーの関係性

冒頭でも説明した通り女王蜂はローヤルゼリーを生涯摂取し続けることでミツバチの30倍以上の寿命と2倍以上の身体の大きさを手に入れるのです。

そしてさらに驚きなのが、女王蜂は毎日1500個程度の卵を産み続けることが出来るのです。

これってとんでもない数だと思いませんか?

ミツバチの2倍以上の身体の大きさといっても体長2㎝程度の小さな身体で約3年の生涯の間ずっと、働き蜂が用意した巣房で卵を産み続けるのです。

このとんでもない生命力の源になっているのが「ローヤルゼリー」です。

ローヤルゼリーはミツバチが花粉やはちみつを食べて体内で合成して分泌させた乳白色のクリーム状の物質ですが、ミツバチ自身はそのローヤルゼリーを食べることはありません。

そう、「女王蜂のためだけに作られた特別な食事」なのです。

ローヤルゼリーには多くのビタミン類やミネラル類、必須アミノ酸やアミノ酸、特有成分のデセン酸などとてつもなく多くの栄養成分が含まれているのですが、味は甘いはちみつとは違い舌に刺激を感じる程度の酸味があります。

ローヤルゼリーは人間にとっても最高の栄養食品といえますがはちみつのような美味しさはないので、カプセル状にして摂取することが多くなります。

ちなみに、ローヤルゼリーは女王蜂のためだけに作られる特別食なので、作られる量もとても少なくなります。

お店やネットでは多くのローヤルゼリー関連の商品が販売していますが、どのようにして多くのローヤルゼリーを採取しているかご存知でしょうか?

それは、養蜂家のテクニックで「巣の緊急事態を装う」のです。

そう、「女王蜂を巣から取り除いてしまう」ことで「新たな女王蜂を育てる為に多くのローヤルゼリーを作らせる」のです。

とはいえ、やはりはちみつとは違い大量に作ることはできないので、とても希少価値の高い物質で価格的にも高くなってしまいます。

ローヤルゼリーの凄さは高い栄養価

それでは、ローヤルゼリーの栄養成分を詳しく解説していきましょう。

ローヤルゼリーの栄養成分

必須アミノ酸
・リジン・メチオニン・フェニール アラニン・バリン
・ロイシン・スレオニン・イソロイシン・トリプトファン
・ヒスチジン

アミノ酸
・アルギニン・プロリン・γ-アミノ酪酸
・セリン・グルタミン酸・グルタミン・チロシン
・タウリン・β-アラニン・アラニン・シスチン
・オキシプロリン・グリシン・アスパラギン酸・アスパラギン

ビタミン類
・ビタミンB1・ビタミンB12・葉酸・イノシトール
・ビタミンB2・ナイアシン・アセチルコリン・ビタミンB6
・パントテン酸・ビオチン

糖類
・グルコース・フルクトース
・スクロース・オリゴ糖

ミネラル
・リン・カルシウム・銅・マンガン
・鉄・マグネシウム・亜鉛・カリウム

他の物質には含まれない特有成分

・デセン酸(10-ハイドロキシ-δ2-デセン酸)
・ビオプテリン

栄養成分を羅列するとこのような感じです。

いかがですか?

たった一つの物質にこれだけ多くの栄養成分が含まれているのは驚きですよね。

このように豊富な栄養成分が含まれているローヤルゼリーを摂取することでミツバチの30倍以上の寿命を得ることができるのです。

ということは・・・

人間も別名「王乳」と呼ばれるローヤルゼリーを毎日継続して長期間摂取することで健康で美しく長生きできるのではないでしょうか。

蜂って「ローヤルゼリー」や「プラセンタ」「はちみつ」など、どれも素晴らしい栄養を含んだ物質を作ります。

人間は蜂さんから大きな恩恵を受けていると言っても過言ではありませんね。